能書き以上 音楽未満

好きな人や物が多過ぎて、見放されないようにただ過ぎ去る日々を綴っています。

仕事ができるようになるためにはTCGすれば良いんじゃね、と云う話

お晩です、よつうちです。
仕事関連の人からこのブログを面白いと言って頂くという数少ない成功体験を基に、今日はすこしビジネスに寄せた話をしたいなぁと思っています。

テーマは「大事なことはカードゲームが教えてくれる」的な感じです。

カードゲームの師匠が教えてくれたこと

以前のポストでも少し触れましたが僕はポケモンカードでカードゲームにデビューしました。(シャドウバースやドラクエライバルズは触ってましたが超カジュアルユーザーでした)。

そして、ひょんなことから過去にポケカの世界大会で4位になったことがある現MTGのプロプレイヤーである行弘賢さんにご指導を頂ける機会に恵まれ、様々なアドバイスを頂いております。

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写真①:何故かガチンコの試合で満面の笑みの行弘プロ


行弘さんからの教えの中で「TCGで大事なのはリソースに対する意識だ」と言うのがあります。僕は頭の作りがポンコツなので、師匠の教えをちゃんと理解できているかわからないのですが、このリソースに関する考え方が結構ビジネスマンにも活きると思うので、本記事では「リソース意識とは?」と 「どうビジネスに活かすか?」についてかいていこうと思っております。

 

そもそもリソースってなんやねん!

カードゲームにおけるリソースは非常に広義で、様々なものに対して使われ、またゲームによって使う対象も違います。ここでは「プレイヤーに与えられている権利や使える資源」くらいに理解してもらえばいいかなぁと思います。

例を挙げると、シャドウバースやハースストーン、ドラクエライバルズ等はマナ制のカードゲームであり、1ターンに使えるマナが平等に決まっています、このマナはまさにリソースです。
つまり、同ゲームでは平等に割り振られたマナを使いながら、自分のHPが0になる前に相手のHPを0にする、という勝負をしています。

これが、ポケカでいうと カードを引く / ポケモンのわざを使う / サポートカードを使う / エネルギーをつける / 逃げる、あたりのアクションは1ターンに1回しかできないこととルールで決まっており、ポケカというゲームにおける重要なリソースとなります。

そして、師匠は「このリソースをいかにずるして増やすかを考えてみよう」というアドバイスをしてくれました。

具体的にいうと、、、
1. 「特技」や「グッズ」をつかってエネを2枚以上貼る or わざを打つために必要なエネルギー数を減らして疑似的にエネを2枚以上貼っている状態を作る(せんじんのまい と サンダーマウンテンで1ターン目にフルドライブを打つコンボ)
2. 「特技」や「グッズ」をつかってダメージを与えることで擬似的にわざを2回撃っているような状態を作る(サザンドラギラティナのコンボ)
などです。

まぁ、具体例はいきなり意味不明になったと思うのですが、簡単にまとめると「配分が決まっているリソースをズルして増やすことで勝負に勝てる確率をあげようぜ!」ってことを教えて頂いたのです。

 

これってビジネスでもすごく大事な考え方だと思うんですよ

例えば仕事をする上で平等に配分されるリソースってなんでしょうか?
それは、たとえば時間です。
仕事をする時間は大体の人は8−12時間くらいで、週でいうと40−60時間位が一般的かなと思います。

わかりやすいズルは、それより大量の時間を仕事に充てることです。
CyberAgentの藤田さんは企業当社110時間/週働くという目標を決めて実行していたと著書にあります。単純計算ですが、40時間はたらく人と比較すると、2.75倍のリソースがあるので勝ちやすいです。

ただ、どんなに頑張っても1日は24時間しかないので4倍以上のズルはできません。

じゃあ、他にどんなズルをするか。

「自分の仕事に協力してくれる人をたくさん作る」ことで、その仕事をしている時間を擬似的にふやすというズルがめちゃくちゃ有効なのでは、って最近思ってます。

これは、部下を持とう!という話ではないです。
フルコミットしてくれる人を増やすという発送とは全く逆で、どちらかというとゆるーく協力してくれる人を増やしてみよう、みたいな話です。

例えば、自分がやりたい仕事があったときに、1週間のうち30分位それにつかってくれる人が40人いたら? 
自分が働く50時間 + 20時間で計70時間で勝てる確率は上がりますね。

例えば、自分が苦手で3時間かかることを得意な人にその30分やってもらったら?

例えば、その40人が1年後に100人になってたら?


みたいな感じで、時間というリソースでズルできたらめちゃくちゃ仕事ができちゃうんじゃないの?(理論上は)って思ってるんです。

 

明日から時間のズルの一歩を始めよう!

って何したら良いの?ってなると思うんですが、「自分がそれほど負担にならない程度に手伝ってあげたい人ってどんな人やろ?」って考えるのが良い気がしてます。

つまり、いいヤツになるとか。約束守るとか。相手を喜ばせるとか。
そんなことなんじゃないかなぁ、と。

そういうまっとうで当たり前の行為がズルの第一歩なんじゃないかな、と!

ということで、カードゲームからの学びは「ズルすためにいいことしよう」でした。
お粗末様です。

ほなね。