YouTuberは今すぐポケカを始めるべきなのか?、と云う話 (前篇)
お晩です、よつうちです。
空前のポケモンカードブームが来ています、恐ろしい風速で台風界の風雲児チャーミーさんのインパクトも霞ませる勢いです。
もともと5,000円くらいで売られているカードパックボックスが8,000円とか、高いものだと40,000円とかになっていて、子どもたちだけじゃなく大人まで涙目になっています。
ということで今日はYouTuberはこのブームに乗ってポケカを始めるべきか?について少しだけ真面目に考察していきたいと思います。(久しぶりの真面目コンテンツ!)
本編を読む前の注意点
1. 本記事(特に前篇)では再生が取れそうか?という観点で考察していきますが、前提としては「そのコンテンツに愛があるか?」がYouTubeの自身のチャンネルで取り扱うコンテンツ選定における最も大事なポイントだとは思っています。その部分は後篇でふれていきます。
2. 下記の規模の再生数が魅力的かどうかは現在のチャンネル規模によると思いますので、そこも相対論だという点はご注意下さい。
では、本編いってみましょう。
まず、本当に人気なのかを確かめておく
確かに人気な様子は見て取れるのですが、YouTube視点でちゃんと人気なのか?を最初に確認する必要があります。確認する手段の初手としては、「Googleトレンド」を使うのが良いでしょう。
このツールは対象とするキーワードの相対的な検索ボリュームの推移を教えてくれるので、いくつかのキーワードと組み合わせて調べることで検索ボリュームの規模を把握することができます。
今回は
1. スマホゲームビッグタイトル:「パズドラ」「モンスト」
2. スマホゲームミドルタイトル:「クラロワ」「シャドバ」
3. 今人気のバトロワ系ゲーム:「fortnite」「荒野」
を用いてどれくらいのポジションなのかを割り出してみましょう。
検索結果が以下のグラフ3つです。
ざっくりいうと、爆裂ヒットの超ビッグタイトルまでとは行かないものの、ミドルクラスのスマホゲームくらいの検索ボリュームはあるな、ということが見て取れるかと思います。(ざっくりいいすぎですが)
また、同ツールを下にスクロールすると、そのキーワードに関連する検索で「最近検索が増えたもの」や「ボリュームが多いもの」をみることができます。
下の画像の左が「最近検索が増えたもの」で右が「検索ボリュームが多いもの」です。
これをみると、最近「やり方」や「ルール」というワードが検索されているのをみると最近やり始めたエントリー勢が増えていることも確認できます。また、人気のワードの中に「開封」というワードが含まれているのも動画作りにおいてはヒントになりそうです。
ここまでみると、「あれ参入すべき?」としか思えないのですが、まだ少し待ちましょう。次は、実際にどれくらいの規模で再生されているか?やどんな動画が再生されているか?について少し調べてみましょう。
再生数など実数を調べてみよう!
では、さっそくYouTubeを開いて「ポケモンカード」と検索してみましょう。
そうするとこんな感じの画面になると思います。
この状態だと残念ながら再生数が把握できないので検索フィルタを掛けましょう。
検索結果の上の方の「フィルタ」をクリックして、「視聴回数」、「今週」の順でクリックしましょう。(下図参考)
これで検索結果が「7日以内にアップされた動画が再生回数順に並んでいる状態」になります。
ここでまず、上からザーッと眺めていきます。「Top3はヒカルさんとはじめしゃちょーさんの動画なので、どれくらい再生が取れるかはさんこうにならないかなぁ(もともと数字を持っている方なので)」とか考えなら眺めます。
7位の「だんのうらch」さんあたりから再生数が5〜7万のレンジになってくるので、前線でやられている方がこれくらいの再生数になるんだなぁと言うのがなんとなくわかります。
さらに、「だんのうらch」の中身を見に行ってみると「ポケモンカード関連の動画」をほぼ毎日投稿している方だと判明しました。ですので、彼が月間何回くらい再生されているかを「SOCIAL BLADE」というサイトを使って調べてみます。
その結果が以下(こちらは誰でも見れる情報です)。
月間で380万再生のボリュームが有り、やはり結構需要がある(=みたい視聴者がいる)ということがわかります。
ここまで来ると、前述した「クラロワ」や「シャドウバース」くらいの視聴規模に成長していく可能性が十分見えるコンテンツであるのでは、という仮説に信憑性が増してきますし、YouTuberとしては(自身の規模などと相談しつつ)参入あるか?という検討が具体化してくるという感じです。
ということで、ポケカにYouTuberは参入すべきか、の前篇である「視聴規模を確認しよう」は以上です。後篇はどういうコンテンツを作るのが良いのか?とか参入におけるマインドセットなどについて記載していきたいと思います。
以上となります。
それではまた次の記事でお会いしましょう!