能書き以上 音楽未満

好きな人や物が多過ぎて、見放されないようにただ過ぎ去る日々を綴っています。

YouTuberは今すぐポケカを始めるべきなのか?、と云う話 (後篇)

お晩です、よつうちです。

前回から大ブーム中のポケカことポケモンカードについて記事を書いております。
ポケカに貢献したことが神様に認められたのかアローラの月光のボックスから「カプ・テテフGX」のHRがでました。本当にありがとうございます。

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さて、前回はタイトルの通り「YouTuberは今すぐポケカを始めるべきなのか?」というテーマに対して、現状の視聴需要がどれくらいあるのか?という考察をざっくりですがしていきました。

まだ読まれてない方は以下をご参照ください

ground-zero.hatenablog.com


後篇では、参入を決めたあとにどういう観点からコンテンツの内容を考えていくのが良いのかというお話をしていきたいと思います。

本記事の内容はコンテンツの内容を考えるための1つの手法なので他にも色々なアプローチがあります。あくまでご参考に、と云う感じで読んでいただけると幸いです。

 

コンテンツにとって何より大事なのは「情熱」なんだよなぁ

と、最初にいっておきたいと思います。

エンタメに関するお仕事に数年携わらせて頂いておりますが、結局そのコンテンツに関わる人の「情熱」が面白いものを生み出すためのコアだなぁと感じています。
「情熱」をもっと簡単に言うと「好き」であるということです。

今回のポケモンカードにおいても、ポケモンカードが好きであることがまず出発点です。ただし、好きであることは必ずしも「何を聞いても答えられるくらい詳しい」とか「対戦がプロ級に強い」ということではない、という点は勘違いしないでいただきたい点です。

興味を持ってこれからどんどん好きになっていく!という状態でも勿論それはOKです。
どういう状態がNGかというと、「数字が取れるから」とか「世間で話題だから」という部分でしか関心を持ってない状態です。

ブログメディアなどではもしかすると通用したのかもしれませんが、YouTubeでは表情や声のトーンなど情報量が多いので好きかどうかはバレます。

好きになれないものをコンテンツ化しても上記の通りバレて人気にならないですし、場合によっては批判も出て自分自身にとっても面白くない状況になるので、その対象に情熱を持てるか、好きになれそうか、を何より大事にしてほしいなと思ってます。

ここをクリアしたら次はコンテンツに関してどんな者が受けるのか?についての調査をしていきましょう。

どんなコンテンツが人気なのか知る事から始めよう

無からいきなりコンテンツを生み出すのは難しいので、まずは現在どんなコンテンツが人気なのかを知ることから始めていきましょう。

調べ方としては、前回の記事でお伝えしたやり方で今週とか今月にアップされている動画を再生数順に並べてみてTop20くらいの動画がどんな内容なのかしらべてみましょう。

ちなみに僕は調べたときは以下の感じでした。
開封系 10本 /  対戦系 7本 / 攻略系 1本 / その他 2本

ソーシャルゲームの動画でもガチャを引く動画は人気ですが、感情移入して一緒に当たりが出るかハラハラ出来るという観点から開封動画は人気なようです。


ただ、対戦動画があまり再生数が取れていないのはシャドウバースなどのオンラインカードゲームとちょっと違うところです。こういう違和感があったときは原因を考えてみるのもいいかもしれません。

僕のざっくり仮説ですが、
オンラインカードゲームの動画で再生がまわるのは「強いデッキ」もしくは「ネタデッキ(面白いデッキ)」なのですが、今ポケモンカードはブーム過ぎてカードがてにはいりません。欲しいカードをシングル買いしようにも前述のカプ・テテフなど強い貴重なカードはは1枚6000円位の値がついており、大人でもなかなか手が出しづらい状況です。

上記のような環境であるため、デッキ(強い、面白い)を知りたいというニーズがあまりなく(=どうせつくれないから)、ゆえにデッキにスポットがあたっている対戦動画があまり診られていないのではないか、と思っています。

また、対戦動画の見せ方などももう少し工夫の余地があるのかもしれません。
例えば、対戦にフォーカスを当てず負けたら◯◯的なコンテンツにしてみる、表情を見えるようにカメラを複数台導入してみる、などいろいろチャレンジできそうです。

上記のような感じで、今のコンテンツを眺めながらどういうコンテンツが受けてて、どううやって自分のコンテンツを作るかを考えていきます。

開封にしても普通に開封したらはじめしゃちょーさんやヒカルさん、ライバロリさんなどのビッグネームには敵わないことは自明なので、◯◯しながら開封とかかけ合わせ条件を考えてみるのも1つのアプローチ方法かもしれません。

例えば、「いいカードがでたらテンションが上がるのはありきたりだし、草ポケモンが出る度アホになる開封動画」とかそういうずらし方もありかもしれません(あくまで例です)。

類似業界でどんな動画が再生されているかを調べてみよう

ポケカのことを調べたら、ついでにポケカに近いジャンルの動画も調べてみると良いかもしれません。例えば、「遊戯王」です。

遊戯王と検索して今月の再生順に並べると、、、
レペゼン地球さんの動画が出ます。

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やばいおもしろいです。。。
ブログ書いてる途中に見て20分ほど作業が中断されました。

さて、冷静になってこのレペゼンさんの動画の面白いポイントを分解してみると
「芸能人から身内まで予想外のところからチョイスされてて面白い」
「カード性能がぶっ壊れすぎてて面白い(脇くんが控えめなのも面白い)」
「シュレッダーシステムがいい歯止めになってる」
「みんなでワイワイしてて楽しそう」
とかそんな感じの要素がありそうです。
ここらへんをポケカだったらどう出来るか?と考えてみてもいいかもしれません。

また、デジタルカードゲームと組み合わせて「シャドバvsポケモンカード」みたいな異種格闘技戦的なコンテンツも面白いものができるかもしれません。
※テミス撃ったらベンチごとカードなくなって勝つけどw

と、こんな感じで参入したい市場にある既存のコンテンツや類似コンテンツなどを調査しながら色々動画のアイデアを考えていくのがアプローチ手法ンの一つになるかと思います。

いかがでしたでしょうか?

今日ご紹介した考え方はあくまで一例なので、色んな角度から動画のコンテンツは考えられると思います。

今回はYouTuberは参入すべきか? という角度で書きましたが、興味があるものとか好きなものができたら今まで動画を上げたことがない人もガンガン動画にチャレンジしてほしいなぁと思ってやみません。

今日はこのへんで。
また次回のPostでお会いしましょう!

かしこ。