能書き以上 音楽未満

好きな人や物が多過ぎて、見放されないようにただ過ぎ去る日々を綴っています。

なぜウメハラ選手が格ゲー界の至宝と呼ばれるか?と云う話

こんばんは、よつうちです。
今日は昨日までと少し趣旨を変えて、僕が好きな格ゲーという世界について少し書こうかと思います。

格ゲーは本当にドラマとロマンと涙と瞬獄殺とYシャツと私に溢れているので、ぜひ多くの人に其の魅力に気づいてほしいのですが、歴史も長く(ストリートファイターは30週年を迎える長寿タイトル)いきなり入るのは難しいと思うので、何回かのシリーズに分けて、格ゲーのどこが面白いか、どう見るとより熱くなれるか、についてコラムっぽく書いていきたいと思います。

今日の記事は、「ちょっと格ゲーとかesportsって言葉に興味が出だした人」に向けた、なんとなく面白そう!と思ってもらうことを目的とした記事です。

まずはこちらをご覧ください

www.youtube.com

この動画はおそらく世界中の格闘ゲームにまつわる動画の中で最も多くの人に見られている「背水の逆転劇」という動画です(ギネスにも認定されています)。

まずは、何も前情報無しで見てください。


みましたか?
なんか多分、なんとなくすげぇ!と思ったはずです。


次に、少しだけこの動画の背景を解説します。
舞台は2004年のEVOという世界大会(格ゲー界におけるオリンピック的存在です)。
相手はアメリカのジャスティン・ウォン選手。ジャスティン・ウォン選手は当時めちゃくちゃ強くて、ジャスティンが負けるとニュースになるというジョークがあるくらい強豪の選手です。

その選手との対戦でのこりHPがドット(1撃でもなにか喰らえば負け、相手の必殺技をガードしても負け)という状況で、勝負を決めに来たジャスティン選手の鳳翼扇という超必殺技に対して17回の打撃をすべてブロッキングして、逆に必殺技で勝つ、というシーンです。

ちなみに、ポイントはこのブロッキングが超難しくて、「ブロッキングの成立条件は、レバーを前か下に入れてから6~10フレーム(0.1~0.16秒)以内に相手の打撃が自分にヒットすること」という条件で17発の打撃を受けきったのもすごいですし、何よりこの鳳翼扇(超必殺技)の初段をブロッキングするためには、発動直前に「先読み」で入力するか、発動直後に1フレーム(60分の1秒)の猶予で入力しなければならない、のです。
※上記動画のコメントから引用

もはやなんかわからんけどすげぇぇぇ、という感じが伝わればOKですw

上記の情報を見た上でもう一度動画を見ていただくとヤバさの一端を感じることができると思います。

www.youtube.com

 

これ14年前なんですが、、、

なんとウメハラさんのすごいところは今も現役で活躍しています。
そして現役というだけでなく、ちゃんと一線級の選手として活躍されているのです。

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この格ゲーコラムでは、ウメハラさんとときどさんというお二人にスポットを当てつつ格ゲーの面白い部分を今後も皆様にお伝えしていきたい所存でございます。

とはいえ、最初から沢山情報を入れすぎてもアレなので今日のところはここまで!


最後に、2015年のウメハラさんと当時最強の挑戦者と呼ばれたももち選手との7先の最終試合の動画を紹介してお別れしたいと思います。

この動画は本当にアールさんの実況が素晴らしいので、ぜひプレイと実況が織りなす高揚感を楽しんでいただければと思います。勝負を決するときの「これがウメハラ!格ゲー界の至宝かぁぁぁぁ!完璧だぁぁ!」という実況は歴史に残る名台詞だと思います。

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以上となります。
それではお休みなさい。