特典会商法にムカついたときはこう考えよう、と云う話
お晩です、よつうちです。
昨日はインストアイベントのレポートなどを書いたのですが、本日は特典券付きCDについてどのような気持ちで向き合うと心安らかになるか、についてお話してまりいたいと思います。
前提として、特典券付きCDとは?
わかりやすく言うとAKB商法と言われるようなアレです。CDを買うと握手ができたりします。我らがぜん君。もCDリリースがあるたびに全国のタワレコとヴィレヴァンを回っています。ぜん君。の場合購入1000円分につき特典券と1枚もらえ、1枚で全員と握手、2枚でチェキ、3枚でCDにサイン、などの特典をGetできます。
僕はぶっちゃけ嫌いです、この仕組
なぜなら、CDをもらっても何も嬉しくないからです。CDを聞く機材も習慣もないし、基本的にはiTunse Storeで買って聞いているので。あと、このCDが衰退していく文化であることがわかっているのに、最後の汁をすおうと「しがんでる感」も嫌いです。
もっというとユーザーが求めてないものを提供しているのを許容しているのが我慢ならないです。特にぜん君。は対バンをせずにワンマン中心に集客しているというストロングスタイルな一面があるのに、この部分だけ圧倒的にセルアウト崩れな戦略なのが見ていてすごくアンバランスで気持ち悪いなぁと思ってました。
配信コードとかにすればいいのに、、
これホントに、なんでCDやねん!と思うんですよ。コードとかにしてくれれば友人にも配りやすいし、布教しやすいんですよ。でもCDだと受け取ってもらえないんですよね。で、家に何枚もCDが積まれていくという。CDは家賃払わねーし、アイドルのCDがたくさんあると奥さんに白い目で見られるし、絶望です。
もっというと、音楽で勝負したい、と思ってたらこれやっちゃダメだと思うんですよね。これしないと売れない、って認めてるのがすごく浅はかだと思うし、この売り方しているグループが「音楽で勝負している」と言うのはもはや嘘だと思ってしまうんですよね。
といろいろ書きましたが、、、
最近になってこの負の感情を処理するアイデアに出会いました。
それは、「プロ野球チップス」とか「ビックリマンチョコ」みたいなものだと思えばいいじゃん、という考え方。これは結構なるほど!って感じでした。
本質的な価値をCDという物質に求めない。そうするとだいぶ気が楽になりました。
CD自体を一定粗雑に扱うことにも抵抗がなくなりました。
なので、この特典会商法についてもやもやしている人にはこの考え方はおすすめです。
でも、最後にやっぱり一言云わせて
自分たちの音楽の価値を自分たちで毀損するのは良くないと思うゾ!
ということで、何やら変に真面目な内容になってしまいました。
次回はもう少しどうでもいい話を書きたいと思います。
それでは、おやすみなさい。
今日の一曲 挫・人間 / セルアウト禅問答